改めてITエンジニアの育成と資格認定を考える

情報処理技術者試験の改革論議が本格化−−業務独占の是非や新試験の創設,更新制など:ITpro
まず、基本情報処理技術者の合格率が10%台というところに驚きました。私が昔受験したとき(まだ第二種という名称でしたが・・)確かに、必要とする知識の幅は広いとは感じましたが、難易度としてはそれ程高いとは思いませんでした。
合格率が低い原因として考えられるのは、おそらく「勉強しないで受ける人が多いから」であり、その根本原因は「会社から命令されて受けているから=自発的でないから」ということがあるのではないかと思います。そもそも、受験するモチベーションが上がらないのは、合格したことで得られるメリットが「履歴書の資格欄を埋める」くらいしかないからなのでしょうか。(IT業界における技術認定試験というのは概ね似たり寄ったりだとは思いますが・・・・)
ともあれ、合格率が極端に低いことから試験制度の見直し論議が行われているようですが、一つの方法としてはTOEICのような「スコア制」にするというのはどうでしょうか。これなら継続的に実力の変化が測定できて良いと思うのですが。