ゴアテックスで有名なゴア社のちょっと変わったメソドロジ

失敗を祝う会社の理念(経営者倶楽部)

ちなみに、ゴア氏の基本原則は、以下の四つです。
1.会社内外の人をフェアーに扱うこと
2.お互いに助け合って仲間を応援すること(できるだけ仲間の知識、能力、責任分野を広げるように)
3.自主決定力を育むこと
4.会社の評判に影響を及ぼす行動をする前には、仲間と相談すること

この方法がうまくいくのはある意味驚異的ですね。ただ、

同社に就職した新入社員たちは、「これからの18月間、何もしなくていいから、私たちのしていることをしっかり見て覚えてね」と指導されるのだとか。

ということなので、人材育成にも莫大なコストをかけていることがわかります。

もう一つ、普通の会社では考えられない、独特な風習がゴア社にはあります。それは、「失敗の扱い方」です。例えば、あるプロジェクトを5年間、10年間と続けてきます。それでもうまくいかないテーマってありますよね。発想が行き詰ったり、いい実験結果が得られなかったり・・・。こうした人たちが軽蔑されることはありません。それどころか、失敗すると「お祝い」してもらえるのです。大きなパーテイーを開いて。

これもすごいですね。中途半端にマネすると火傷しそうですが・・・