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2009年のWebSphereはすごいことになりそうです

dev

InfoQで、WebSphere CTOのJerry Cuomoが2009年の戦略を語っています。
InfoQ: 2009 Trends and Directions for WebSphere
2008年はWebSphere Application Server V7のリリースがありましたが、2009年はさらに大きな動きがありそうです。個人的に要注目なのは以下:

Middleware-as-a-Service(MaaS)

Connectivity/Integration/BPMなどの機能を提供するミドルウェアSaaSモデルで提供するプランです。

In 2009, we will also exploit public clouds, like Amazon, to run WebSphere middleware.

Rainmaker

こちらはミドルウェアの実行環境を手軽に仮想化して使うための仕組みのようですね。この記事から詳細は読み取れませんでしたが、Amazon EC2ミドルウェア向けに発展させたようなイメージでしょうか。

Extreme Scale

こちらはすでにリリース済みの製品である分散オブジェクトキャッシュ(WebSphere eXtreme Scale)をコアテクノロジーとして、XTPやイベントエンジンへの対応、REST対応などを強化していくプランです。
eXtreme ScaleはHibernateやOpenJPAと組み合わせて使うこともできるので、既存のアプリケーションにキャッシュソリューションとして適用することも容易です。詳細はこちらから:
http://www.ibm.com/developerworks/wikis/display/objectgrid/Getting+started
http://www.redbooks.ibm.com/redpieces/abstracts/sg247683.html?Open
あと、こちらから評価版がダウンロードできます:
http://www.ibm.com/developerworks/downloads/ws/wsdg/?S_TACT=105AGX28&S_CMP=DLMAIN

WAS.NEXT

今までのWASは一枚岩型のアーキテクチャでしたが、WAS.NEXTではOSGiをベースとしたモジュラー型のアーキテクチャが採用されます。実はWAS6.1からは内部はOSGiベースになっていたのですが、全面的にOSGiを活用する方向になりますね。
実はこれ、WebSphere全体の戦略としてCloud対応ということが挙げられていることと無関係ではないと思います。というのも、OSGiをうまく使うことで、目的別に特化したモジュールのみを組み合わせることができるようになり、サーバーのフットプリントを最適化することができるからです。現状のWASではフットプリントが大きすぎるため、Cloud上で稼働するには不利だったので。