さようなら東芝、こんにちはPanasonic

HDDレコーダは長らく東芝RDシリーズを愛用してきましたが、さすがに記録メディアがDVDでは無理が出てきたので、あきらめてPanasonic DIGA BW830を導入しました。

きっかけは、今年1月にREGZAを購入し、視聴環境が地デジに完全移行したことです。一度地デジの高画質(しかもノイズなし)を見てしまうと、地アナの"眠たい"映像には耐えられませんでした。。。
BW830はかなり完成度が高く、いくつか不満な点もありますが、トータルでは良い買い物だったと思います。こちらにレビュー記事がありますが、
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20081023/1020272/
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20081117/1021000/
RDユーザーとして、自分なりのコメントをば。

良い点

  • H.264(MPEG4)による圧縮率の高さ:MPEG2と同程度のビットレートで、地デジの元データと見分けがつかないほど高画質になります。
  • ネット関連機能の充実:DLNA対応などかなり強化されています。また、dimoraに登録すれば、外出先からPCや携帯電話で予約録画ができるのは便利。番組表はiEPGに比べてショボイですが、実用面では問題ありません。
  • AVCRECH.264の動画をそのままDVDにコピーできます。ソニー機と違い、録画時はTS(無圧縮)で、後で圧縮することもできるのが良いです。
  • ハードウェアの完成度:驚異的な実装密度の高さで、部品点数も少なく、薄くて軽いです。消費電力も少ないようです。

イマイチな点

  • 全体的に処理がもっさりしてます。特に、録画済み番組一覧などチューニングの余地ありです。
  • フォルダ機能がありません。
  • 「30秒進む」はあるのに、「30秒戻る」はありません。
  • 再生中に早送り(ないしは早送り中に再生)という操作を行うと、一瞬待たされます。また、早送り再生モードになってから数秒間は音声が出ません。H.264だからか?と思いましたが、DVD-Videoの再生でも同じ現象が発生したので、フォーマットにはよらないようです。
  • コンテキストメニュー?がありません。操作は常にメニュー階層をたどる必要があります。