Origamiプロジェクト

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0310/cebit03.htm

「結局問題はコストなのだ。小さい液晶、キーボードの替わりのタッチパネルという一般的なPCには使わない部材を利用することで、製造コストは高くついてしまう。その結果、それは値段に跳ね返り、小さいモノが高いという消費者には受け入れられない事態が発生する。PDAだったら500ドルしないのに、その小型PCなら2,000ドルというのは、消費者には受け入れがたいことだ」(マクドナルド氏)という指摘は非常に的を射ているだろう。VAIO type Uが発売された当時の筆者の周りの人の感想も同じようなものだったと記憶している。要するに小さいのに高いという反応だった。

これは非常に本質的な問題だと思います。ただ、汎用品を組み合わせてコストダウンするというアプローチでは、結局のところ差別化要因が価格だけになってしまい、誰も儲からないという状態に陥ってしまう危惧があります。

個人的には、タッチパネル付き超小型Windowsマシンとして非常に期待しています。(できればコンパクトなキーボードもあると嬉しいですけど。)あとは価格とバッテリーのもちが改善されれば、潜在的なマーケットはかなりあるのではないでしょうか?