TeraStation購入レポート

というわけで、早速購入してまいりました。
1Tバイトタイプ(TS-1.0TGL/R5)が、ヨドバシカメラで\99,800でした。21%ポイント還元があるので実質9万円くらいですね。
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/46037687.html
重量は約8kgもありますので、できれば宅配してもらったほうがいいです。私は汗だくになりながら持ち帰りましたけど、筋肉痛に・・・

設置

箱をあけると、本体・電源ケーブル・LANケーブル・CDのみです。きわめてシンプル。
電源ケーブルは3極タイプですが、2極への変換コネクタもありますので問題ありません。
付属のCDを適当なPCで起動すると、セットアップ手順の説明が始まりますのでそれに従いましょう。
DHCPサーバが構築済みであれば、手順は至極簡単で、

  1. ネットワークケーブルを接続する
  2. TeraStationの電源を入れる
  3. 設定ユーティリティから初期化を行う

コレだけで終了です。

設定

設定はWebブラウザから行います。
RAIDの設定もここから行えますが、出荷時にRAID5で構築済みですので、そのまま使う場合は特に必要ありません。
その他、設定が必要な項目は、

  • NTPサーバ
  • ユーザ追加/アクセス権限設定

くらいでしょうか。
ユーザ設定はWindowsドメインから引き継ぐこともできます。(普通の家庭にはないはずですが・・・)
また、フォルダごとにユーザ単位でアクセス制限がかけられますので、うちでは自分用と奥さん用のフォルダを作成しました。

メール通知設定をしておくと、異常発生時のレポートと定時レポートが送られてきます。こんなのです。

TeraStation 定期報告

[TeraStation情報]
TeraStation名称: TS-TGLBB4
IPアドレス: 192.168.1.111
時刻: 2006/06/04 00:00:01
連続稼動時間 : 3 days, 00:55:26

[ハードディスク利用状況]
RAIDアレイ1使用量 : 5569784 kbytes / 730312000 kbytes (使用率 1%)

[RAID エラー発生状況]
DISK1 DISK2 DISK3 DISK4
システム領域 0 0 0 0
RAIDアレイ1 0 0 0 0

使い勝手

1TタイプでRAID5にした場合、実際に使える容量は696.5Gバイトです。
SMBの共有フォルダとして使えますので、WindowsMacOSからそのままネットワークフォルダとして参照できます。
拙宅はまだ100MbpsのLANですが、転送速度は思ったより早いですね。GbEならもっと快適でしょう。
なお、専用のクライアントツールをインストールすると、TeraStationIPアドレスが変わってしまったときなども自動的に追従してくれるようになります。
あと、おまけでバックアップツールがついてきますが、これはバックアップ先フォルダの指定ができないなど、使い勝手がイマイチです。個人的にはこちらの方がお薦めですね。
[BunBackup]
http://homepage3.nifty.com/nagatsuki/bunbackup/bunbackup.htm

その他

サイズは小型のCube型ケースと同じくらいですので、ほとんど邪魔になりません。
[正面]

[上面]

ディスクドライブを冷却するためにファンが内蔵されていますが、音はほとんど気になりません。無音とはいきませんが、ファンレスでないデスクトップPCよりは静かだと思います。

総評

セットアップや運用にほとんど手間がかからない上、バックアップの運用も自動化できる(USBのHDDや、別のTeraStationへバックアップをとる機能があります)ことを考えると、企業ユースでも十分メリットのある製品だと思います。もちろんUPSとの連動機能もあるので、停電対策もばっちりです。
この価格なら家庭用としても妥当ですね。安全なストレージをお探しの方にオススメです。