わんこバグ
ところがこのコード。参照関係が複雑で,適切なリリースをするとアクセス・エラーが発生することが判明。シーケンス的にはあってはならないパターンなので,開発者に聞いてみると「いや,おかしいとは思ったんですが,書いてみたら使えたんで。そのまま書いてみました」との信じられないお言葉。あるところでは必ずリリースしなくてはならないのに,参照カウンタが増えているせいでリリースできず,参照カウンタが0になるまでリリースを続けるコードを作りこんでる人もいた。
こんなコードなので一カ所直すと別のバグが発生するという,正にわんこバグ。食べても食べても次のバグが発生する。こちらとしては,根本対処としてバグをよそってくれるお姉さん退治にかかりたいのだが,どうしてどうして。あっという間に次のバグがよそられる。
あるある。「かろうじて動いてる」ってヤツですね。
楽しくなければ意味が無い
いまさらですが、インフォテリアUSAの江島さんのBLOGより。
若い人たちから学ぶということ:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan
「困ってるからこれ欲しい」よりも「面白いからこれ欲しい」の時代なのだ。こうして世の中は娯楽にあふれ、新しい技術も娯楽のフレーバーをまとってやってくる。頭が良くても娯楽のセンスのない者にはフィールドに立つことが許されない、とても厳しい時代なのだ。
正直、ギクッとしました。
薄々感じてはいましたが、質実剛健なだけではダメなのか。。。
量的な変化が質的な変化を促す
Flickrに蓄えられた大量の写真ライブラリを利用して、画像処理の自動化を行うという試みが紹介されています。
Web2.0時代の画像補完技術 − @IT
コンピューターが玩具から人間の知的パートナーに進化する過程では、量的な変化が重要であったと言われています。コンピューターができることは本質的に変わっていないのですが、扱える情報量が飛躍的に増大したことで本質的な役割が変化したという話を想起させる記事です。
プログラム言語が母国語なら、フレームワークは政党?
Blog-side フレームワーク≒政党
最近楽しく読ませていただいている、武田ソフトさんのBlogより。
プロコン:津山高専の奇跡
第1回 プロコンへようこそ:ITpro
全国高等専門学校プログラミングコンテストで優勝を飾った津山高専システム研究部のメンバーが、当時の裏話を語ってくださっています。
「展示中にVBを起動してバグ修正」というエピソードは笑いました。