海外から電信扱いで送金するの巻

私が勤務している会社は米国本社の日本法人です。
で、福利厚生のプランの一つとしてESPP(Employee Share Perchase Plan)という、まぁ要するに"社員持ち株"みたいな制度があります。毎月のお給料から決まった割合(10%とか)を天引きして、米国本社の株を割安で購入できるという制度です。
この制度だと買うのは自動的に決済されてラクなんですが、売るときはいろいろと面倒な手続きを踏む必要がありました。順を追って説明しますと・・・

株式口座のオンライン送金を有効にする

私はe*tradeに口座を持っているのですが、そこの口座から他の銀行にオンライン(Web)から送金手続きをするためには、事前に申請書を送付しておく必要があります。

  1. 申請書のPDFをダウンロード
  2. 印刷して必要事項を記入、サイン
  3. 航空便で米国に発送(意外に安いです。130円だったかな)

これで2週間ほど待ったところ、無事オンライン送金ができるようになりました。

オンライン送金を指示する

  1. e*tradeのWebから、"Wire Out"を実行します
  2. 送金先の銀行のSWIFTコードを指定します(大手都市銀行ならたいがい大丈夫です)SWIFTコードの指定は、支店コードと口座番号をつなげて入力すればいいみたいです。(240xxxxxxxみたいに)
  3. 送金時に手数料がかかりますのでご注意(e*tradeなら25$)
  4. 3日ほど待ちます

入金

  1. 無事電信が届いても、すぐに入金されるわけではありません。銀行から本人確認の連絡が来ます
  2. 事前に身分証明書等を提出していない場合、提出を求められます。私は免許のコピーをFAXしましたが、1日あたり200万円を超える入金の場合は身分証明書の原本の提示が必要=支店にいかなきゃ、です
  3. 本人確認が終わると、やっと口座に入金されます。ここでも手数料が引かれます(みずほの場合は2500円でした)。
  4. 交換レートは「TTB電信買い」が適用されるようです。仲値-1円なので現金やトラベラーズチェックよりお得

http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/information/market/dollar.html

かれこれ3週間くらいかかって、やっとこ日本円になりました・・・疲れた。