IT産業の生き残り戦略:雇われる側はどうすべきか?

以前、ECOne最首さんのエントリに刺激を受け、経営側の視点で今後のニッポンIT産業の生き残り策を考えたことがあります。
http://d.hatena.ne.jp/nobusue/20070531/p1
おそらく、IT産業としての流れは確実に「ユーティリティ化」すなわち「サービス化」へと向かっており、一部の目利きが様々な取り組みをしている、というのが現状でしょう。
実際、ITを「ビジネスの装置」として考えた場合、他の産業ではお手本になる成功例があります。典型的なのは、三井海上開発の事例でしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/nobusue/20070611/p4
で、こういう流れを受けて、じゃあIT産業に身を置く者としては何を拠り所にすればいいのでしょうか。そのヒントがこちらにあるように感じました。
レバレッジの効く仕事をする (arclamp.jp アークランプ)
具体的にどうしろ、というアドバイスはありませんが、「レバレッジの効く仕事」ということに対して私なりの解釈を述べさせていただくと、

  • 「仕組み」を作る「仕組み」(=普遍性の高いメタな仕組み)を考えろ
  • そのためには表層的な技術やサービスではなく、それを生み出す根源的なアイデアアーキテクチャまで突き詰めてみろ
  • 歴史は繰り返す:過去に学び、そこから普遍的な要素を抽出せよ
  • 歴史の裏に人あり:技術もシステムも人が作ったもの、人を押さえれば先が読める

といったところでしょうか。
まとまりありませんが、このへんで。